用途に合わせた方法

用紙で印象が変わる

CMYK

同人誌やグッズを作る際に重要になるのが印刷所での注文方法です。
小説や漫画を印刷する場合、一般的に多いのが表紙はカラーで、中はモノクロ本文の組み合わせの用紙選択です。
組み合わせも様々あると同時に印刷方法にもオフセット、オンデマンド、ビビットカラーなどの方法があります。
特に表紙も本文もフルカラーを希望する際には1冊の小ロットからでも対応しているオンデマンド印刷がオススメで、オンデマンドは印刷のスピードも早いという魅力があるので、急ぎの方に向いているでしょう。
オフセットはオンデマンドとは異なり同人誌を作る際に、大量のロットで注文を行うと安くなりますが、色味は綺麗に仕上がります。
写真集などの同人グッズとしてフルカラーで作りたい場合にはオフセット、イベントが初参加や売れ残る心配がある場合には様子見で少数から注文できるオンデマンドと使い分けるのも良いでしょう。
同人誌の印刷方法の希望が決まった次には表紙と本文の用紙にも拘ることが可能です。
オンデマンドもオフセットでも種類は多くあるため、印刷所のサイトにてサンプル画像が用意されています。
注文する多くの方が主にネットを利用しますが、必ず一度は資料請求を行い、印刷の質や用紙の確認をしておくと良いです。
モノクロとは違いフルカラーの場合はネットで見ている映像と、実際の印刷では色味の違いが表れる場合があります。
CMYKモードでの入稿なのか、RGBモードでの入稿なのかを必ずチェックしてフルカラーで注文をしましょう。

情報収集と事前準備

男性と女性

同人活動を始めてしばらく経つと、コピー本から卒業して、フルカラーの同人誌を作りたくなるものです。
漫画を描いている人ならば尚のことと思います。
しかし、当然のことながら、基本料金に近い単色刷の印刷などに比べて、フルカラーはお金が掛かります。
もちろん、印刷所によって費用はまちまちですが、だいたいの相場として、フルカラーの表紙だけで、B5サイズ、100部で2万円くらいだと考えておきましょう。
これに本文の印刷代がかかりますので、料金が上乗せされます。
そう考えるとやはり漫画描きさんならば、同人誌の形にするのに、4万円くらいは必要でしょうか。
しかし、同人誌印刷所は、一年を通してさまざまなキャンペーンやフェアを開催しています。
それに合わせて繁忙期などを避けた入稿をすると思いの外、安い金額で印刷することが可能です。
まずは各印刷会社のホームページをチェックしてみましょう。
必ず相場の費用より安く印刷する術があるはずです。
またフルカラーに関しての注意ですが、同人誌の印刷でもっともクレームが多いのがこのフルカラーなのです。
印刷所の評判などもネットで調べてみるとよいかもしれません。
しかし、一般的な4色フルカラーだと、綺麗に発色しない色があるのも事実ですので、一概に印刷会社の責任とは言えません。
最近はそういったカラーのテクニックなども、同人誌の情報サイトなどに載っているので、入稿前に調べておくようにしましょう。

華やかな色合いと加工

印刷

同人誌の多くは、表紙が鮮やかなフルカラーとなっています。
モノクロ印刷と比べると目立ちやすく、それが売れ行きに良い影響を与えるからです。
ただし印刷料金は、モノクロ印刷と比較すると高めになります。
なぜならフルカラー印刷では、青と赤と黄と黒という4色のインクを使って、目には見えないほどの小さな点を大量に打つという作業が必要となるからです。
青色と黄色とを混ぜると緑色に見えるようになりますが、フルカラー印刷ではこのように4色の点を複雑に組み合わせることで、華やかな色合いを表現しているのです。
もちろん手作業ではなく専用のマシンが使われますが、モノクロ印刷よりも時間は多くかかります。
使うインクの数も多いので、その分フルカラー印刷では料金がやや高めに設定されているのです。
しかしこれにより同人誌の売り上げが良くなれば、それだけスムーズに元を取ることができると言えます。
そのため多くの同人作家が、売れ行きを予測しながらフルカラー印刷を選択しています。
さらにカラー用紙を使うことも可能となっていて、これにより同人誌は一層人目に付きやすくなります。
たとえばクリーム色や薄いピンク色のカラー用紙を選ぶと、華やかで可愛らしい同人誌となりますし、濃暗色のカラー用紙を選ぶと、重厚感のある同人誌となるのです。
また金箔でタイトル文字を入れたり、部分的に圧力を加えてくぼませることで陰影のある状態にしたりといったことも可能です。
これらもやはり同人誌の魅力アップにつながるため、フルカラー印刷と併せてよく利用されています。